コンフィグ の変更点
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* コンソール / コンフィグ [#w83ded11] #msgbox{{ type=warning title=警告 msg=コンソールやコンフィグの機能は普通にプレイするだけであれば利用する必要はありません。これらの機能はゲームエンジンの仕組みや仕様に慣れた中 〜 上級者向けのものであり、自力でトラブルを解決できない''初心者の方は手を出さないことを強く推奨''します。 }} #contentsx ** コンソール [#f789aac1] #imgbox(status.png){{ pos=right cap=コンソールの例 (statusコマンドの結果) }} コンソールとは、デバッグやゲームの設定変更のために用意されている機能です。Windows 付属のコマンドプロンプトのようなコマンドラインベースで、直にコマンドを打ち込んで使用します。 このようにサーバ情報を表示したり、ゲームの設定を変更したりできます。 #clear *** 表示方法 [#j5d2475c] まず、最初に以下の設定を変更してください。 - メニュー画面⇒「設定」⇒「キーボード/マウス」⇒「開発者コンソール」を有効にする - メニュー画面⇒「設定」⇒「Steam Cloud」⇒無効にする (厳密にはこの操作はコンソールを表示するためは必須ではありませんが、よくトラブルの元になるようなのでコンソールやコンフィグを操作する際は無効にすることをおすすめします) 設定を行うと、"`" キーか "半角/全角" キーでコンソールを表示できるようになります。 なお、すでにコンフィグファイルを操作できる状況である場合は以下のコマンドによっても有効にすることができます。 con_enable "1" // コンソールを有効 しかし、"半角/全角" キーだと押すたびに日本語入力モードが切り替わってしまい((使用している IME によっては、そうではないかもしれません))使いづらいので、他のキーに割り当て直すことをおすすめします。以下のようなコマンドを打ち込むことで、コンソールを表示するキーを変更することができます。 bind "F11" "toggleconsole" // F11 に "コンソール開閉" を割り当て unbind "`" // "`" キー ("半角/全角" キー) への割り当てを解除 ** コンフィグ [#z77902c6] ゲームの設定ファイル (コンフィグファイル) をテキストエディタで直接編集することで、ゲーム中にある項目はもちろん、ゲーム中の設定項目にない項目までも変更することができます。 コンフィグファイルの中身は単なるテキストファイルなので、好みのテキストエディタで編集できます (Windows 付属のメモ帳でも編集できます)。 イメージとしては、コンソールが Windows でいう「コマンドプロンプト」にあたり、コンフィグは「バッチファイル」にあたります。 *** ファイルの位置 [#rf1869f0] コンフィグファイル類は以下のフォルダに格納されています。環境によっては ¥ (円記号) が \ (バックスラッシュ) と表示されているかもしれませんが、問題ありません。 (Steam のパス)\steamapps\common\left 4 dead 2\left4dead2\cfg Steam のパスは標準では "C:\Program Files\Steam" コンフィグファイルには以下のようなものがあります。 |~ファイル名|~説明|h |config.cfg|ゲームプログラムによって自動的に生成・編集されるコンフィグファイルです。ゲームを終了するたびに保存される関係上、このファイルを直接編集することはおすすめできません。| |autoexec.cfg|ゲーム起動時に自動的に読み込まれるコンフィグファイルです。標準では存在しませんので、自分で作成する必要がありますが、ゲームプログラムによって編集されることはありません。| |server.cfg|Dedicated Server としてのサーバー設定が保存されています。&br;マップロード毎にサーバーの持つものが読み込まれ、ゲームプログラムによって編集されることはありません。| |listenserver.cfg|Listen Server としてのサーバー設定が保存されています。&br;「ローカルサーバ」「フレンド専用サーバ」を選択してホストとなったユーザーの設定がマップロードした時に読み込まれます。ゲームプログラムによって編集されることはありません。| |userconfig.cfg|別途設定することで読み込まれるようにすることができるファイルです。使用するためには autoexec.cfg にこのコンフィグファイルを読み込むよう記述する必要があります。機能的には下のその他コンフィグファイルと大した違いはありませんが、慣習的に((Counter Strike からの伝統らしい))このファイル名を利用するプレイヤーが多いようです。&br;仕様上標準では存在しないファイルですので、自分で作成してautoexec.cfgを通し読み込ませる必要がありますが、これもゲームプログラムによって編集されることはありません。| |*.cfg (その他すべてのコンフィグファイル)|インストール時から存在するファイルはむやみに編集すべきではありませんが、新規作成したコンフィグファイルは上記以外も利用する事が可能です。機能的にはuserconfig.cfgと全く同じですが、常に読み込まれるようにしたいコマンドは autoexec.cfg や userconfig.cfg に記述し、それ以外のファイル名は必要になったときのみ exec コマンドで読み込むという使い方をするプレイヤーが多いようです。| なお、autoexec.cfg と userconfig.cfg は標準の状態では存在しないため、必要な場合は作成する必要があります。 作成する場合は、拡張子を cfg とした空のテキストファイルを作成してください。改行コードは CR+LF、文字エンコードは BOM 無しの UTF-8 が望ましいです。 また、各コンフィグファイルは 8KB 以内にする必要があります。 userconfig.cfg などを使用する際は、まず autoexec.cfg を作成し autoexec.cfg 内に以下の記述を追加する必要があります。 // userconfig.cfg を読み込む exec "userconfig.cfg" 勘のいい人は分かったかもしれませんが、「autoexec.cfg」という名前のファイルが自動的に読み込まれるだけで、 ''userconfig.cfg は別に「userconfig.cfg」という名前である必要はありません。'' 適当な名前でコンフィグファイルを作成して、'exec "ファイル名"' と記述すればそのファイルが読み込まれます。 普通コンフィグを編集する場合は、autoexec.cfg か userconfig.cfg を編集し、config.cfg などほかのファイルは編集しません。これ以降は autoexec.cfg か userconfig.cfg を編集するものとして解説します。 #msgbox{{ type=caution title=注意 msg=autoexec.cfg や userconfig.cfg でゲーム内の設定を書き換えた場合、その変更された設定は config.cfg にも保存されます。そのため、これらの設定を元に戻そうとして autoexec.cfg や userconfig.cfg から記述を削除しても、config.cfg にその記述が残っている限り設定を取り消すことはできません。autoexec.cfg や userconfig.cfg から記述を削除した場合は、必要に応じて config.cfg も編集して記述を削除するようにしてください。 }} *** 書式 [#gce427cf] コンソールやコンフィグで使用するコマンドには所定の書式があります。それ以外の書式で記述しても正しく処理されないので注意してください。 - コマンド同士は 改行 (CR+LF) または セミコロン (;) で区切る - コマンドには[[引数>WP:引数]]なしで機能するものと、1 つ以上の引数を必要とするものがある - 引数はダブルクォーテーション ("") で囲む (ただし実際は囲まなくても問題ない場合も多いです) - 引数はダブルクォーテーション ("") で囲む (文字列でなければ囲まなくても問題ないことが多い) - 引数同士やコマンドと引数は半角スペース ( ) で区切る - "//" を記述するとそれ以降行の終わりまで[[行コメント>WP:コメント (コンピュータ)]]として扱われる :例1 引数を必要としないコマンド| // すべてのキーの割り当てを解除する unbindall :例2 引数を 1 つ必要とするコマンド| // "give" コマンドのヘルプを表示する help "give" :例3 引数を 2 つ必要とするコマンド| // "sv_cheats 1" を内容とするエイリアス "user_alias" を作成する alias "user_alias" "sv_cheats 1" :例4 セミコロンで連結したコマンド| // "sv_cheats" を "1" にしたあと、"weapon_grenade_launcher" を入手する sv_cheats "1";give "weapon_grenade_launcher" なお、引数を渡さなかった場合はそのコマンドの変数を返します。また、間違った記述をした場合はヘルプを表示するようになっています。 ** コマンド [#wb78fb10] :[[./コマンド]]|各コマンドの使用方法を例を挙げて説明しています。 :[[./スクリプト]]|各コマンドを有用に組み合わせたもの (スクリプト) を紹介しています。 ---- #pcomment IP[220.25.74.37] TIME[2015-02-21 (土) 14:54:30] REFERER[http://l4d2.ngnl.org/?cmd=edit&page=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B0] USER_AGENT[Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; rv:35.0) Gecko/20100101 Firefox/35.0]