コンフィグ/コマンド のバックアップソース (No. 13)
* コマンド [#oc571214]

(準備中)

L4D2中で使用できるコマンドから使用頻度の高いものを説明します。
全コマンドは[[Complete list of console commands - The Left 4 Dead Wiki>http://left4dead.wikia.com/wiki/Complete_list_of_console_commands]]を参照してください。

#contentsx

** 種類 [#ob462269]

コマンドには、「命令」と「変数」の 2 種類があります。

*** 命令 / concomamnds [#vbafc333]

プログラムに直接何らかの命令を与えるコマンドです。

 say "Hello!" // "Hello!" とチャットで発言

*** 変数 / convars (cvar) [#f6cc8615]

プログラムが利用する変数を書き換えるコマンドです。

 sv_cheats "1" // 変数 "sv_cheats" を "1" に変更

** 一般 [#va2c3298]

*** alias - エイリアス作成 [#s0eabbe4]

 alias [別名] [コマンド]
 
 alias "test" "sv_cheats 1;z_spawn Hunter"
 // 例: 「変数 "sv_cheats" を "1" に変更し Hunter を出現させる」という記述に "test" というエイリアスをつける
 // これを実行したあと、"test" と入力すると入力するたびに Hunter が出現します

 // 別名の前に "+" でキーを押した時に実行
 alias "+netgraph" "net_graph 2"
 // 別名の前に "-" でキーを離した時に実行
 alias "-netgraph" "net_graph 0"

指定したコマンドにエイリアス (別名) をつけます。
一般に複数のコマンドを 1 つにまとめるときに用います。

*** clear - 画面消去 [#c04208bf]

 clear

コンソール上に表示されている文字をすべて消去します。MS-DOS の CLS 命令にあたります。コンフィグ内ではあまり意味がありません。

*** echo - コンソールへ文字表示 [#ae648c3b]

 echo [文字列]

 //例: コンソール上に hello と表示
 echo "hello"

[文字列] で指定した文字列をコンソール上に表示します。コマンドの説明等に利用します。

*** help - コマンド説明表示 [#jafb2eea]

 help [コマンド名]
 
 // 例: "say" コマンドの説明を表示
 help "say"

指定したコマンドの説明を表示します。これもコンフィグ内ではあまり意味がありません。

*** cvarlist - コマンド一覧表示 [#h8e5f663]

 cvarlist
 cvarlist [検索文字列]
 
 // 例: "sv_" から始まるコマンドを一覧表示
 cvarlist "sv_"

コマンドの一覧を表示します。引数を指定しなかった場合は、すべてのコマンドの一覧を表示します。検索文字列を指定した場合は、指定した文字から始まるコマンドを前方一致で検索し、表示します。

- cvarlist 出力結果: &ref(l4d2_commands.txt);

*** find - コマンド検索 [#n5ddb88f]

 find [検索文字列]

 // 例: "help" という文字列をコマンド名または説明文に含むコマンドを検索
 find "help"

*** incrementvar - コマンド引数変数順送り切り替え [#h565b717]

 incrementvar [キー] [コマンド] [最小値] [最大値] [増加量]

 //例: "N" キーを押すと net_graph の表示を順に切り替える
 bind "N" "incrementvar net_graph 0 3 1"

[コマンド] で指定した引数の値が [最小値] から [最大値] へと [増加量] の分増加していきます。
[最大値] を超えると [最小値] に戻ります。各値には少数を指定することもできますが、数字に限ります。

"0" と "1" を切り替える場合は [[BindToggle>#de176e37]] を利用しましょう。

** マウス/キーボード関係 [#x7483f2f]

"キー" 引数に記入するキーの名前については[[./キーネーム一覧]]を参照してください。

*** bind - キー割り当て [#u1fa0fc1]

 bind [キー] [コマンド]
 
 // 例: "P キー" に "test" コマンドを割り当てる
 // alias コマンドの例と組み合わせると P キーを押すたびに Hunter が出現するようになります
 bind "P" "test"

指定したキーにコマンドを割り当てます。すでにコマンドを割り当てられているキーに割り当てた場合は、設定が上書きされます。

*** unbind - キー割り当て解除[#v8feb42a]

 unbind [キー]
 
 // 例: "P キー" の割り当てを解除
 unbind "P"

指定したキーへの割り当てを解除します。

*** unbindall - キー割り当て全解除 [#m8650120]

 unbindall

すべてのキーへの割り当てを解除します。普通は使いません。

*** BindToggle - コマンド引数トグル切り替え [#de176e37]

 BindToggle [キー] [コマンド]

 //例:"P" キーを押すたびに FPS 表示を切り替える
 BindToggle "P" "cl_showfps"

[キー] を操作するたびに [コマンド] の引数の "0" と "1" を交互に切り替えます。3 つ以上の値を切り替えたい場合は [[incrementvar>#h565b717]] を利用しましょう。

** ネットワーク関係 [#g1eaf246]

低速回線における安定性やサーバーへの負担を考慮して、デフォルトの値は低めに設定されています。
快適なプレイを望むなら、適切な値に設定すべきです。

注: むやみに設定値を変更する (特に最大値を超えた設定) と逆効果になります。また、サーバーに余計な負荷を与える事にもなるため、[[net_graph>#s7c28edc]] を確認しながら環境に合わせて調整してください。

詳細は[[The Valve Developer Community - Source Multiplayer Networking:jp>http://developer.valvesoftware.com/wiki/Source_Multiplayer_Networking:jp]]を参照。

テストは複数の状況で行うとよいでしょう。ping は低ければ低いほどよく、loss と choke は常に 0 であることが望ましいです。

// -『静寂時』・・・誰も発砲せず、感染者も数人の状態
// -『混戦時』・・・ラッシュ等により生存者・感染者共に激しい動きをしている状態
// -『その他』・・・マウスホイールを勢い良く回しながら走るなど

*** rate - 通信帯域 [#cfaa1a3a]

 // 推奨値: 6000 以上、最大値: 25000
 // 単位: バイト / 毎秒
 rate "25000"

十分大きい必要がありますが、この値だけ編集してもあまり意味がありません。

また、サーバ側の "sv_lan" が "1" に設定されている場合この値は利用されず、サーバ依存になります。

*** cl_cmdrate - コマンド送信頻度 [#ff611f17]

 // 推奨値: 30 〜 60、初期値: 30、最大値: 100
 // 単位: 回数 / 毎秒
 cl_cmdrate "60"

*** cl_updaterate - データ要求頻度 [#b0d5caed]

 // 推奨値:20 〜 60、初期値: 20、最大値: 60
 // 単位: 回数 / 毎秒
 cl_updaterate "60"

//*** pingフィルタの設定 [#a72c59e2]
//サーバー検索でpingについてフィルタリングします。 ※意味無いかも(要検証)
// sv_search_max_ping "150"//pingが150以下のサーバーを検索

*** net_graph - ネットグラフ関連 [#s7c28edc]

#imgbox(netgraph3.jpg,p=r,"alt=ネットグラフ表示例 (net_graph "3" の場合)")

ネットグラフとは通信状態を表示したグラフのことです。通信先のサーバーへの ping の把握に役立つので、ぜひ活用しましょう。

右図を見てもらうと分かるように、常に表示させていると視界の妨げになるので、通常は ping を確認したら非表示にしておくと良いでしょう。

#clear

"net_graph" を "1" にすると表示できますが、それ以外にも調整できる項目があります。各自解像度にあわせて設定してください。

 net_graph "1"                // グラフの表示(0: 非表示、1: 小、2: 中、3: 大)
 net_graphpos "1"             // グラフの位置(1: 右端、2: 画面中央、3: 左端)
 net_graphsolid "1"           // グラフの透過表示(0:半透明、1:不透明)
 net_graphheight "150"        // グラフの縦位置を指定
 net_scale "5"                // グラフの大きさ

bind コマンドとincrementvar コマンドを 組み合わせた例。 bind で登録した "キー" を押すとグラフ表示を順に切り替えられます。

 bind "キー" "incrementvar net_graph 0 3 1"

*** openserverbrowser - サーバブラウザ表示 [#faff0cd1]

 openserverbrowser
 
 // 例: HOME キーを押すとサーバブラウザを表示
 bind "HOME" "openserverbrowser"

サーバーを検索し、そのステータスを確認できるサーバブラウザを表示します。

// ping やマップなどが入室前に判断できるのでぜひ活用しましょう。2 で正しく動作しなくなった? 要検証


** グラフィック関係 [#u8b0ec7b]

*** cl_showfps - フレームレート表示 [#e6082aff]

 cl_showfps [0|1]
 
 // 例: FPS を表示
 cl_showfps "1"

フレームレート (FPS) を表示します (ネットグラフにも FPS は表示されます)。一般にこの値が高いほどゲームがスムーズに動作していることを示しています。

*** cl_ragdoll_limit - ラグドール最大表示数 [#td0fda63]

 // 表示するラグドールの最大値を設定
 // 推奨: 10、初期値: 10、無制限: -1
 cl_ragdoll_limit [最大数]

物理演算が行われる死体 (正確にはラグドール) の最大表示数を [最大数] に設定します。

死体を邪魔に感じる場合や、負荷を軽くしたい場合などは数字を減らすとよいでしょう。

** サウンド関係 [#l50d3ed9]

*** vocalize - セリフをしゃべらせる [#xf6b948f]

 vocalize [セリフ]

 // "PlayerIncoming" (来たぞ!、あいつらだ! など) をしゃべらせる
 vocalize "PlayerIncoming"

指定したセリフをしゃべらせます。使用できるセリフは[[./セリフ一覧]]を参照してください。

** 視点関係 [#e8dda222]


** その他 [#rd449271]

*** say - テキストチャット (全員) 送信 [#f9a73c88]

 say [文字列]

 //例: 全員に goodgame と発言
 say "goodgame"

[文字列] の文字列をテキストチャット (既定では Y キー) として送る。頻繁に使うメッセージは bind しておくと便利。

*** say_team - チームにメッセージに送る [#h3c045f2]

 say_team [文字列]

 //例: チームに sorry と発言
 say_team "sorry"


[文字列] の文字列をチームテキストチャット (既定では U キー) として送る。頻繁に使うメッセージは bind しておくと便利。

----

#pcomment