感染者/特殊感染者/Spitter のバックアップソース (No. 71)
* Spitter / スピッター [#o9469505]

#infobox{{
type=infected
name=Spitter / スピッター
health=100
ability=酸性液を飛ばし、触れた生存者にダメージを与える
primary=酸性液飛ばし
secondary=ツメ攻撃
image=spitter.jpg
icon=/media/infected/icon/spitter_m.png
}}

#quote{{
en="CRAZY NECK!"
ja=「気ちがい首!」
about=Spitter
cite=ロシェル
}}

#contentsx

** 概要 [#h64d0944]

Spitterは大きく裂けた口とだらしなく溢れ出る発光性の唾が特徴の[[特殊感染者]]。生存者をみつけると、その裂けた口から有毒の酸性液塊を生存者の足元目がけて ("Spit"「ツバを吐く」 の名前通り) 吐きだす。

#imgbox(goofloor.jpg,cap=Spitter の酸の攻撃範囲は結構広い,width=300)

#imgbox(illuminantgoo.jpg,cap=Spitter の酸性液には発光性がある,width=300)

// ダメージはゲームモードによって異なるので「概要」の章に具体的数値は記載しないでください。

この酸性液が直接生存者に当たることはない((パイプ爆弾と同じく、物理判定はあるので接触すると一瞬動きが止まり、ジャンプ中だと垂直に降りさせられる。))が、地面や床に着弾すると1秒ほどで酸性液の水たまりを作り、その上にいる生存者にダメージを与え続ける。 この範囲は見た目よりやや広範囲であり、見た目では触れてない程度でもダメージになる。ジャンプでも回避できないが、これは判定が着地した状態でのみ更新されるためで、極わずかでも段差のある障害物(NoMercyのサーチライト以上)にジャンプで乗り上げれば回避できる。

このときの単位時間あたりのダメージ量は、酸性液のエリアに乗っている時間が長ければ長いほど上昇していくため、たとえば「『一瞬だけ乗る』を繰り返して計5秒」と「5秒間乗りっぱなし」という場合のダメージ量は後者の方が多い。

感染者側には酸性液はなぜかノーダメージである(感染しただけの人間のはずなのだが…)。

Spitterが単独で出現したときは、即効性がないことからさほど脅威ではないかもしれないが、たとえば他の[[特殊感染者]]が出現しているときや、[[パニックイベント]]が発生しているときなどはそちらに気を取られてしまい、「いつの間にか足元に酸性液が広がっている」という状況が発生しかねない。
また倒れた生存者にも酸性液のダメージが入り続けるため、そのまま死亡まで持っていかれることもある(死体には影響がなくそのまま蘇生可能)。

この Spitter の被害を最も受けやすい戦法は、「籠り」戦法である。
狭い部屋や通路などに籠って入ろうとする敵を次々と倒していくこの戦法は、前作ではキャンペーンの性質もあり定石となっていたが、もはや今作では通用しない。Spitter がそこへ酸性液のフロアを作ってしまえば、あっという間に地獄絵図と化してしまうからだ。

Spitterの体力は 100 と少ないので、きちんと射撃すればすぐに倒すことができるだろう。ただ、Spitterは一度つばを吐くと素早く逃げまわる上、自身が倒された時もその足元に酸性液をまき散らすので、そこでダメージを受けないよう注意すること。なお、[[Spitter]]は移動中常に口から酸性液を地面に垂らしている((この酸性液にダメージはない))ため、その跡を追っていくことでも発見することができる。


** 戦略 [#a720f91d]

*** キャンペーン [#xdaeb44b]

女の金切り声と地面に転々と垂れている酸性液に警戒しよう。それは Spitter が近くにいる証拠だ。

酸性液は着弾してもすぐにダメージを受けるわけではないので、着弾してもすぐに逃げられるような広い場所で遭遇した場合は恐れるに足らない。たとえダメージを食らったときに気づいても、すぐに動けば軽微で済ませられる。

しかし、狭い場所や他の感染者に足止めされているような状態で攻撃を受けると非常に厄介である。酸性液や他の感染者によってダメージを受け続けるのに加え、動きが鈍り酸性液エリアから脱出できないという状況になる。
更に酸性液のため他の仲間が助けに入れないという最悪な状況が発生しかねない。

なおダウン中でもダメージを食らうが、Hunterの拘束よりダメージ累積が遅いし、最大ダメージでも100程度(ダウン中体力は300)と耐え切れるのであまり脅威でもない。
ダウン中の味方にかけられていたら、慌てず待って周囲を掃討しておき、酸性液がなくなってから救出しよう。

ヘッドショット判定は首の根元まである。上手く狙って酸を吐かれる前に倒してしまおう。

*** 対戦 [#p3e1dfef]


感染者側:

- 酸性液攻撃が最も有効なのは、生存者が狭い通路や小部屋にいる時や、Boomer の胆汁を受け視界が奪われている状態のときだ。無用な突撃は避け、常にチャンスをうかがって物陰から酸性液を吐くようにしよう。
- 発射の際は生存者そのものではなく、酸を展開したい場所 (床・地面) を狙うようにすること。生存者に向かって発射しても、発射された酸は目視で回避できる程度のスピードしかないので、慣れた生存者相手には回避されてしまう。
- 酸性液攻撃はすでに戦闘不能状態の生存者にはさほどダメージを与えられないので、直接倒れている生存者を狙うよりは仲間が助けに来たところで吐いて、仲間の追加ダウンを狙った方がよい。倒れている生存者の仮体力は 300 もあるので、一回分の酸のダメージがまるまる入っても全体の ⅓ も減らせない。
- 発射した酸は、木の葉や窓の格子、木組みの梁など、一見貫通しそうなものにも着弾してしまうので、屋根に空いた穴から攻撃しようとギリギリのところから攻撃すると、屋根の上に酸性液が着弾してしまうこともある。このようなことにならないためにも、発射前に射線が確実に通っていることを確認すること。
- 発射した酸が何にも接触しなかった場合、一定の距離を飛行するとそこで垂直に落下し着弾する。目標地点を向いたときに照準が赤く変化しない場合 (上を向いて発射しても)、そこには酸性液が届かない。ただし、垂直に落下させるときは距離制限がないので、上からの攻撃は狙いやすい。たとえば [[Dead Center のフィナーレ>Dead Center/4]]において 4 階から車の給油口に向かって攻撃し続けると言った戦法などが考えられる。
- [[Hunter]] や [[Charger]]、[[Smoker]] などが捕まえている時に吐けばダメージを上乗せできる。捕縛が解かれても生存者が完全に起き上がって行動を再開できるようになるまでの間もダメージを与えられる場合がある (特に Charger)。
- リチャージは [[Boomer]] のそれよりは比較的短いので、吐いた後は無理に突撃するよりは状況を見てリチャージを狙うのも有効。一度酸性液を吐いて相手が狭い場所で固まっているようならツメ攻撃で突撃して倒されるのもよい。
- 急がれては困ることでもない限りマップ上の進路先に吐くのは、生存者側にしてみれば待てば良いだけなのでもったいない。なんにせよ単独で吐いてもかわされてしまうだけなので、味方の攻撃を待とう。
--ただ、その待ち時間が生存者の仮体力を減らしたり、味方のリスポーン時間を稼ぐことに繋がることはある。
- [[Boomer]] の胆汁攻撃が攻撃開始の合図だとすれば、Spitter の攻撃は攻撃後の仕上に当たるだろう。
- 対戦モードにおける[[Dead Center]] [[チャプター 4 アトリウム フィナーレ>Dead Center/4]]と[[The Passing]] [[チャプター 3 港 フィナーレ>The Passing/3]]の燃料タンクは、スカベンジモード同様生存者が一度持ち上げたあと色が変化した物ならば Spitter の酸性液で破壊することが可能なので、とても有効な時間稼ぎとなる。更に、リチャージ中であっても給油口の前で待ち構えていれば、倒されても酸性液を撒き散らすので生存者はしばらく給油できず、コレまた時間稼ぎが出来る。
- [[Tank]] が出現しているときは、逃げる生存者の移動先に酸性液を吐いて、地味にいやらしくダメージを与えよう。このときの生存者は Tank から逃げるのに必死なので、酸性液には気付かないことが多い。
-- しかし大したダメージには繋がらないので、さっさと死んで拘束系の特殊感染者で拘束した方が良い。
- [[Boomer]] や [[Smoker]] と違いジャンプしながらや、落下中に酸を吐くことが出来る。

生存者側:

- Spitter は他の感染者に比べて体力が 100 と、[[Boomer]] の次に少ないので姿を確認できる位置ならば倒すことは非常に容易だ。攻撃の特性上、主に遠距離から仕掛けてくることが多いのでスナイパーライフルやアサルトライフル等の遠距離に対応できる武器を持っているメンバーは率先して狙っていこう。
- 酸性液は発射されると放物線を描いて飛んでゆく。そしてある程度の距離を飛ぶか、壁や床、天井、生存者にぶつかると着弾する。直線的な攻撃しかできない [[Smoker]] と違い、障害物越しに攻撃できるため視界に Spitter がいないからといって安心は禁物である。
- 一度酸を吐き出した後次の発射までのリチャージ時間はそれほど短くはないが、生かしておくと後々脅威になる可能性が高い。可能ならばさっさと倒してしまいたいところ。ただし、深追いして無駄なタイムロスが発生する場合もあるので見極めが難しい。
- 倒れた仲間を救出中に酸性液による攻撃を受けたら無理に救助を続ける必要はない。無理をしたが救助が間に合わず自分もダウンしてしまっては本末転倒だからだ。

*** スカベンジ [#kc5a6caf]

- 生存者が一度も触れていない状態の燃料タンクに酸性液を吐いても破壊することはできないが、生存者が一度持ち上げたあとに手放した燃料タンクはシルエットの色が変わり酸性液で破壊できるようになる。
- 発電機の近くで攻撃され死にそうになった場合はできるだけ給油口の前で死ぬようにすると、死亡時の酸性液で給油を妨害できる。
- 対戦と違い、制限時間があるので進路上に酸を展開させるのも決して悪い手ではない。有効な時間稼ぎになる。

*** サバイバル [#w2e98546]

** 備考 [#n8c0698c]

- 新しく発表された中では初の女性型特殊感染者である。
- 開発段階では酸性液ではなく赤いマグマのようなものを吐いていた。ニックが「こいつ火を吐くのか!」と叫ぶことがあるのはこの名残だと思われる。
- 初期の Spitter は大きな胃を持っており、腹部がでっぷりとしていた。しかしプレイテスターに妊婦と勘違いされたため、腹部は小さく変更され最終的に長い首だけが残った。
- 指をよく見ると指輪をしており、既婚者であったことがわかる。またアイコンにもある通り、三つ編みのお下げ2本が後頭部に見える。
#imgbox(ring.jpg,cap=Spitter の指輪,width=300)
- 拡散する前の酸の弾は、触ってもノーダメージ。また物理判定があり乗ることも可能。こちらに飛ばされた弾に乗っても意味はないが。

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